【プロ野球解説】今宮健太選手のグラブを紹介!

遊撃の名手・今宮健太選手。
その相棒はZETT「プロステイタス」のHウェブのグラブで、素手に近い捕球感と手に吸いつくようなフィット感が特徴です。
自然にポケットができる設計により、捕球を重視しつつスピーディーなプレーを可能にしています。
素手感覚を重視したグラブは、堅実な守備を支える存在となっています。
この記事では、“今宮モデル”と呼ばれる型の特徴を含めて、今宮選手のグラブをわかりやすく解説していきます。
今宮選手のグラブ基本情報
今宮選手のグラブの基本情報をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
メーカー | ZETTプロステイタス |
モデル | 今宮健太モデル |
大きさ | オーソドックスな大きさ |
特徴 | ポケット深め、Hウェブ |
こだわり | フィット感、小指2本入れ |
それぞれ詳しく解説していきます。
メーカー
今宮選手が使用しているメーカーは、ZETTです。
ZETTプロステイタスの内野手用グラブを使用しています。

プロステイタスは、ZETTの最上級グレードになります。
ZETTのプロステイタスシリーズは、革質の良さや型の再現性に定評があります。
プロ・アマ問わず多くの内野手から信頼を集めるシリーズです。
内野手用グラブに関しても、その評価は高いです。
使用しているプロ野球の内野手は、
- ソフトバンク・今宮健太選手
- 西武・源田壮亮選手
- 巨人・吉川尚輝選手
- ロッテ・中村奨吾選手
など、実績のある選手がそろっています。
プロステイタスの内野手用グラブは、小指2本入れ対応や、土手が逆巻きになっているモデルがあります。
内野手のプレースタイルに合わせた型番が、数多く揃っています。
革も耐久性とハリ感があり、多くのプロ野球選手が愛用する理由の1つです。
本格的な内野手用グラブをお探しのあなたは、ZETTのプロステイタスがおすすめです。
モデル
今宮選手は、ZETTの今宮モデルを使用しています。
ZETTの296型が、2025年現在で今宮選手が使用しているモデルになります。
ゼットグラブシミュレーション|野球を科学する。ゼット株式会社
196型も今宮モデルですが、こちらは手口部のデザインが違います。
196型は、今宮選手が過去に使用していたデザインです。
大きさ
今宮選手のグラブは、内野手用ではオーソドックスな大きさになります。
同じZETTと契約している源田壮亮選手のグラブと比べると、今宮選手のグラブはやや小さめに見えます。
しかし、カタログ上の大きさは同じサイズ4です。
源田選手のグラブと比べて今宮選手のグラブは、土手が狭めになっています。
そのため、グラブの横幅や手を入れた感覚的に、やや小さめに感じます。
今宮モデルとして発売されているグラブは、オーソドックスな大きさからやや小さめに感じる選手が多いです。
特徴
今宮選手のグラブは、主に2つの特徴があります。
それぞれ解説していきます。
ポケット深め
1つ目の特徴は、ポケットが深めという点です。
今宮選手はポケットを深めに作ることで、捕ったときの安心感を大事にしています。
ボールを確実に収めやすく、強い打球やハードな送球に対しても安定感のある捕球が可能になります。
深さがあることで、包み込むようにボールを捕球でき、次のプレーへの安心感にもつながります。
シングルキャッチや、深い打球の逆シングルには特に強い設計になっています。
今宮選手の内野手用グラブは、ボールを掴むことが重視されています。
Hウェブ
今宮選手は、Hウェブにこだわっています。
内野手用グラブの定番ともいえるのが、Hウェブです。
Hウェブは、本体との接続部分が紐で繋がれています。
紐で繋がれた部分にボールが入りやすく、包み込むようなポケットに仕上がりやすいです。
今宮選手が好んでいる、ポケットが深めになりやすいウェブです。
打球の衝撃をしっかりと受け止めながらも、視認性に優れているという特徴もあります。
Hウェブは、操作性と視認性に優れた、ポケットが深くなりやすいウェブです。
こだわり
今宮選手は、グラブに対してこだわりがあります。
フィット感
1つ目のこだわりは、グラブに手を入れた際のフィット感です。
過去の週刊ベースボールでの記事でも、フィット感の重要性を語っています。
一番大事にしているのは、手を入れたときのフィット感。より素手に近い感覚になるように、そこにまず重点を置いて、職人の方にもいろいろとお願いをして作り上げました。
週刊ベースボール 2022年10月3日
納品された際に、手を入れた時のフィット感でグラブが使えるか判断します。
感覚によって判断がされる、非常に繊細な部分です。
よりすでに近い感覚になるように、今宮選手のグラブは革が薄くなっています。
プロならではの、繊細なこだわりです。
小指2本入れ
今宮選手は、小指2本入れをしています。
小指2本入れは、小指部分に小指と薬指の2本を入れる仕様です。
小指2本入れをすることによって、ポケットが深く、広くなりやすいです。
そのため、ポケットの深さを重視する今宮選手には、適した仕様といえます。
プロ野球の打球は年々早くなっていることから、まず捕球することを重視する今宮選手は、小指2本入れをしています。
過去の記事で、小指2本入れの内野手用グラブを紹介しています。

おわりに
今回は今宮健太選手のグラブを解説させていただきました。
今宮選手のグラブは、
- ZETTのプロステイタス
- Hウェブでポケット深め
- フィット感を求め、小指2本入れ仕様
といった特徴があります。










