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【プロ野球解説】戸柱恭孝選手のキャッチャーミットを紹介!

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横浜DeNAベイスターズの扇の要、戸柱恭孝選手。

彼が絶大な信頼を寄せるのは、球界トップクラスの大きさを誇るZETT製の大きめミット。

こだわりの型をベースにしつつ、近年ではさらなる安定感を求めて巨人・小林誠司選手モデルの形状を取り入れ、飽くなき進化を続けています。

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はじめに

プロ野球選手の道具には、一つひとつに物語と深い哲学が宿っている。

特に捕手の「ミット」は、自らの手そのものとも言える特別な存在だ。

ボールを受ける一瞬のために、そこには数えきれないほどの工夫とこだわりが詰め込まれている。

横浜DeNAベイスターズの戸柱恭孝選手のミットには、長年の哲学と、ライバルの一言で覆るほどの柔軟性が同居している。

本記事では、横浜DeNAベイスターズの扇の要、戸柱恭孝選手が自身の言葉で語ったミットへの哲学と、そこに隠された意外なこだわりに迫る。

小林誠司選手との会話

戸柱選手が新しいミットのモデルを試す決断をしたのは、ライバル球団の捕手、読売ジャイアンツ・小林誠司選手との何気ない会話がきっかけだった。

シーズン終盤、試合前の練習中にミットを見せ合った際、二人は特に親指部分の形状と安定性について語り合ったという。

小林選手のミットの構造に興味を持った戸柱選手は、捕球の感覚を変える良い機会だと考え、新たなモデルの導入を決意した。

その背景には、常に進化を求めるプロフェッショナルとしての姿勢がうかがえる。

捕球の感覚がまた変わるんだったら、いろんな取り方ができればいいかなと思ったと、戸柱選手は語る。

現状に満足せず、ライバルからも貪欲に学ぶ。このエピソードは、戸柱選手の絶え間ない向上心を象徴している。

「握らない」が理想

戸柱選手が新たに取り入れた小林選手モデルのミットは、従来の「しっかり握って捕る」という常識を覆す構造を持っている。

その最大の特徴は、握らなくても捕れるという点だ。

これを可能にしているのが、ミットの独特な設計にある。

小指側の芯を柔軟にし、対照的に親指部分を太くすることで、ボールが収まった衝撃でミットが「パタッと勝手に倒れやすく」なっているのだ。

この2つの要素により、ボールがポケットに収まるインパクトでミットが自然に閉じる。

この構造によって、捕手は意識的に握る動作を最小限に抑えることができるのだ。

これは、力でボールをねじ伏せるのではなく、ミットの構造力学を利用してボールの勢いを吸収し、包み込むという、より洗練された捕球思想の表れと言える。

大きめのミット

新しいモデルを取り入れる一方で、戸柱選手には社会人野球時代から一貫して変わらない哲学がある。

それは、大きいミットを使うことだ。


彼がZETT社に依頼するミットは、球界でも一番大きいぐらいのサイズ感。

その理由は、ミットが大きければ、捕る時にいろんな面を使えて支えになる、という考えに基づいている。

捕球面全体を広く使うことで、より多くの捕り方ができ、プレーの安定性が増すというのだ。

根本的な型は社会人時代から変えていないという事実からも、自分のプレースタイルに完璧にフィットする道具への深い信頼がうかがえる。

細かな改良を加えながらも、その核となる部分は決して揺らがない。

プロ仕様のこだわり

日々のプレーで研ぎ澄まされた繊細な感覚が、偶然の出会いを必然の進化へと変えることがある。

戸柱選手のミットに施された二つのカスタムは、まさにその好例だ。


1つ目は「薬指ループ」だ。

これは元々、チームメイトのミットを借りた際に、そのフィット感の良さに驚いたことがきっかけだった。

偶然試した仕様が自分に合っていたため、自身のミットにも取り入れるようになったという。

2つ目は「衝撃吸収剤」だ。

シーズン中に急遽新しいミットをおろさなければならなくなった際、早く使えるように芯を薄くした結果、捕球時に痛みを感じるようになってしまった。

その応急処置として内部に衝撃吸収剤を入れたところ、これが驚くほどしっくりきた。

痛み対策から始まった工夫が、今では彼のミットに欠かせない要素となっている。

これらのエピソードは、プロ選手が持つ繊細な感覚と、偶然を最高の形に変える適応力の高さを物語っている。

手入れ

最高のプレーを支えるミットを、最高の状態で維持するため、戸柱選手は日々のメンテナンスを欠かさない。

試合や練習後には、必ず手入れを行うのが彼の日課だ。

その手順は以下の通り。

  1. 雨の日や土のグラウンドで付いたひどい汚れは、まずZETT社の「ウェットクロスタイプの汚れ落とし」で拭き取る。
  2. ミット全体を丁寧にクリーニングする。
  3. 乾燥させた後、「グラブオイル」を塗る。ただし最近はミット全体ではなく、主にボールが接する捕球面に重点的に塗るようにしているという。

このルーティンは、自身のスパイクを手入れする際も同様だという。

それは単なる清掃作業ではない。

自らのプレーを支える「相棒」と対話し、最高の状態を共に作り上げるため。

プロフェッショナルにとって不可欠な儀式なのだ。

おわりに

戸柱恭孝選手のキャッチャーミットを紹介させていただきました。

戸柱選手のキャッチャーミットは、

  • 大きめのサイズ感
  • 薬指ループや衝撃緩衝材を導入
  • 小林誠司選手の型も試し中

といった特徴があります。

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