【初心者向け】おすすめのグラブ手入れ用ブラシを紹介!

グラブの手入れ、ちゃんとできていますか?
せっかく手に入れた大切なグラブも、正しいお手入れをしないとすぐに劣化してしまいます。
とくに革製のグラブは、汚れや乾燥、オイルの過不足によってコンディションが大きく変わります。
でも、「何から始めたらいいのかわからない」「どんな道具を使えばいいの?」という初心者の方も多いはず。
実は、手入れの基本は“ブラッシング”からなんです。
この記事では、グラブ手入れを初めて行う方にもわかりやすく、用途別におすすめのブラシをご紹介します。
それぞれ「汚れ落とし」「オイルのなじませ」「ツヤ出し仕上げ」に最適な、信頼できるメーカー製品ばかりです。
正しいブラシ選びで、あなたのグラブを長く美しく保ちましょう。
はじめに

グラブ手入れ用のブラシの違いを知りたい!

グラブ手入れ用のブラシはどこのメーカーがいいんだろう?
グラブ手入れ用のブラシをお探しのあなたに向けて、おすすめのグラブ手入れ用ブラシを紹介していきます。
グラブ手入れ用のブラシは、
- 汚れ落とし用の馬毛ブラシ
- オイルなじませる用の豚毛ブラシ
- ツヤ出し用の山羊ブラシ
の3つを用意するのがおすすめです。
筆者はグラブ手入れ専門のYouTubeチャンネル【グラブ手入れ brush-up】を運営しています。
今まで数多くのグラブ手入れ用品に触れてきた筆者が、おすすめのグラブ手入れ用ブラシを紹介していきます。
この記事を読むことによって、
- おすすめのグラブ手入れ用ブラシ
について、わかりやすく学ぶことができます。
ローリングス
1つ目のおすすめは、ローリングスの馬毛ブラシです。

グラブの手入れは、まず汚れを落とすことから始めるのが基本です。
とくに砂やホコリが革の表面に付着したままだと、革の劣化やカビの原因にもなります。
そんなときに活躍するのが、ローリングスの馬毛ブラシです。
馬毛はほどよい柔らかさとコシがあり、革を傷めることなくやさしく表面の汚れを取り除くことができます。
ブラシ部分は密度が高く、細かいホコリもしっかりキャッチできます。
初心者でも扱いやすく、ブラッシングによってグラブの状態を整える第一歩として最適です。
グラブの使用後にこのブラシでサッとひと手間かけるだけで、汚れの蓄積を防ぎ、革の寿命をぐっと伸ばすことができます。
ローリングスという信頼のブランドから出ている点も安心材料のひとつです。
これから手入れを始めたい方には、まずこの一本を手に取ることをおすすめします。
ZETT
2つ目のおすすめは、ZETTの豚毛ブラシです。

グラブのお手入れで汚れを落とした後は、革に適度な保湿と栄養を与えることが重要です。
そこで必要になるのがオイルの塗布ですが、手や布だけではどうしてもムラになりやすく、均等に浸透させるのが難しい場合があります。
そんなときに活躍するのが、ZETTの豚毛ブラシです。
豚毛は馬毛よりもやや硬めでコシが強く、オイルをしっかり革になじませるのに最適です。
ブラッシングすることで余分なオイルを落としつつ、適度な摩擦でオイルが革の内部まで浸透しやすくなります。
結果として、革がしっとりと柔らかくなり、グラブ本来のしなやかさをキープすることができます。
ZETT製ということで、品質や耐久性も信頼でき、長く使える手入れ道具としても優秀です。
オイルメンテナンスの精度を高めたい方には、まさに一本持っておきたいブラシといえるでしょう。
ワールドペガサス
3つ目のおすすめは、ワールドペガサスの山羊ブラシです。

グラブのお手入れの仕上げには、革に自然なツヤを出すブラッシングが欠かせません。
汚れを落とし、オイルをなじませたあと、最後に革の表面を磨くことで、グラブの美しさと保護性能が一段と高まります。
その仕上げに最適なのが、ワールドペガサスの山羊ブラシです。
山羊毛は、馬毛や豚毛と比べて非常に柔らかく、繊細な毛質が特徴です。
そのため、革の表面を傷つけることなく、やさしく磨き上げることができ、自然な光沢を引き出します。
新品時のような滑らかな手触りや、手入れされた道具ならではの美しさが戻ってくる感覚を味わえます。
「仕上げ磨き専用」として1本持っておくと、グラブの見た目もコンディションもワンランクアップします。
ワールドペガサスならではの品質も相まって、初心者からベテランまで幅広くおすすめできる逸品です。
3つのブラシを使った手入れ
今回紹介している3つのブラシを使った、グラブ手入れの工程を解説していきます。
グラブのお手入れは、まず「汚れを落とすこと」から始めます。
砂や土ぼこりがついたままオイルを塗ると、革に汚れを閉じ込めてしまい、劣化の原因になります。
清潔な状態に整えてから、次の工程に進むことが大切です。
ローリングス馬毛ブラシで全体をブラッシング
まずは乾いた状態のグラブに対し、ローリングスの馬毛ブラシを使って全体をブラッシングします。
- ブラシを使う前に、グラブの土や砂を軽く払っておきましょう。
- 毛並みに沿ってやさしく動かすことで、革の表面についた細かいホコリや砂を傷つけずに除去できます。
- とくにウェブ部分や指の間など、汚れがたまりやすい部分は丁寧に。
このブラッシングだけでも、見た目がかなりすっきりします。
クリーナーでしっかり汚れを落とす
ブラッシングが終わったら、専用のグラブ用クリーナーを使って、こびりついた汚れや古いオイルを落とします。
- クリーナーは柔らかい布かスポンジに少量取り、円を描くようにやさしく拭くのがポイント。
- 目立たない部分で試してから使用すると安心です。
- 強くこすりすぎると革を傷める可能性があるため、優しく丁寧に。
汚れを落とした後は、乾いた柔らかい布でクリーナーを拭き取ることを忘れずに行いましょう。
これで、グラブが「オイルを受け入れる準備」が整いました。
グラブ用オイルを少量取り、薄くのばす
グラブの汚れをしっかり落としたあとは、革に適度な保湿と栄養を与えるためにオイルを塗布します。
ただし、オイルはたくさん塗ればよいというものではなく、薄く均一に塗るのがポイントです。
- グラブ専用のオイルを指先や柔らかい布に少量とります。
- 手のひら全体で薄くのばすように、グラブ全体(表革部分)に塗布します。
- 特に乾燥しやすいウェブや指先、捕球面は丁寧に。
- ムラにならないよう注意しながら、塗りすぎないことが大切です。
オイルは革に潤いを与え、乾燥やひび割れから守る役割を果たします。
ただし、塗りすぎると重くなったり、型崩れの原因にもなりますので、“薄く・まんべんなく”が基本です。
ZETT豚毛ブラシでしっかりなじませる
オイルを塗り終えたら、ZETTの豚毛ブラシを使って全体をブラッシングします。
- 豚毛は馬毛よりやや硬めでコシがあるため、革の奥までオイルをしっかり浸透させるのに適しています。
- ブラシを円を描くように動かしながら、オイルを革に“押し込む”イメージで磨きます。
- この工程により、余分なオイルは取り除かれ、必要な分だけが革に残るので、ムラのない自然な仕上がりになります。
豚毛ブラシでのブラッシングを行うことで、革がしっとりと柔らかくなり、グラブの質感や使い心地がぐっと向上します。
山羊ブラシで背面をやさしくブラッシングし、ツヤ出し
オイルをなじませたあとは、仕上げとしてグラブの背面(表側)をやさしく磨き上げる工程に入ります。
ここでは、ワールドペガサスの山羊ブラシを使うことで、革に自然なツヤを与え、美しい見た目と仕上がりを実現します。
山羊毛は非常にやわらかく、繊細な毛質が特徴です。
- ブラシをグラブの背面全体にやさしく当て、毛並みに沿って軽くなでるようにブラッシングします。
- 特に指の背面部分、ラベル周辺、ウェブの外側など、目に入りやすい箇所を丁寧に磨くと、美しさが際立ちます。
- この作業によって、オイルがなじんだ革に自然な光沢が現れ、仕上げとしての満足感を得られます。
このツヤ出しの工程は、単に見た目を整えるだけでなく、革の表面を均一に整える効果もあり、オイルのムラや余分な油分をさらに抑えることにもつながります。
初心者の方でも簡単にでき、かつ仕上がりの違いが目に見えてわかる工程ですので、ぜひ取り入れていただきたいステップです。
おわりに
今回はおすすめのグラブ手入れ用ブラシを紹介させていただきました。
グラブ手入れ用ブラシは、
- 汚れ落とし用の馬毛ブラシ
- オイルなじませる用の豚毛ブラシ
- ツヤ出し用の山羊ブラシ
の3つを用意するのがおすすめです。
下記のリンクから、各ネット通販のサイトに飛べるようになっています。



各ブラシの口コミも見れるようになっていますので、ご活用いただければ幸いです。




















